太陽光と蓄電池のある生活を楽しもう | 身近な未来への投資

蓄電池のススメ

はじめに

今までの記事で、蓄電池購入を検討されている方に向けて、我が家での導入経験や独自調査に基づき、自給自足の可能性、蓄電池の費用対効果、実際に設置をお勧めできる方まで、参考にしていただきたい重要なポイントを記載してきました。

この記事では、それらの内容の総括も兼ねて、我が家の決断理由、その考え方についてまとめました。

我が家の決断理由

もちろん悩んで考えた末でではあるのですが、決断理由を前向きに一言でまとめると、「太陽光/蓄電池のある生活を楽しんでみよう」ということになります。

もちろん、初期費用を回収できるかは気になる訳ですが、それ以外の価値を総合的に換算すれば決して損するレベルではない判断しました。

将来への投資と捉えつつ、身近に蓄電池がある生活はどのようなものか、余剰電力の更なる有効活用や、費用対効果を高める工夫等含めて、積極的に楽しもうという考え方です。

我が家では、幸い何とか費用は工面できる状況で、既に太陽光発電がありオール電化という好条件が大きく後押ししたわけですが、卒FITの方には私と同じ状況の人が多いと察します。率先してチャレンジする仲間が増えたら心強いです。

実際に設置してみて

我が家では2023年3月に蓄電池を設置しましたが、想定通り4月以降、天候が良い日は自給自足できています。暖かくなってくると電力消費量の多いエコキュート分も十分カバーできます。電気代も想定通り下がりました。

太陽の恵みを受けて一切買電しなくてよいという生活はやはり気分がよいです。

一方、導入後しばらくは蓄電量が気になるため、日照量を左右する雲の種類について詳しくなります。

自動制御の設定だと日照量が見込めない前日は夜間電力で充電され基本的にメンテフリーですが、自動制御任せだと夜間充電量が多すぎると感じるケースもあり、詳細な設定についてはまだ試行錯誤している部分もあります。

太陽光発電も13年目ですが年間発電量も5400kWhとまだまだ快調であり、オール電化住宅なりに電力消費量も多いので、大容量の蓄電池を選択して大正解だと感じています。

我が家ではテスラ社パワーウォールを選択しましたが、パワーウォールについては別カテゴリ「テスラのパワーウォール」の記事を参照ください。

最強の組み合わせ | 太陽光発電、蓄電池、オール電化

他の記事でも繰り返していますが、太陽光発電、蓄電池、オール電化は最強の組み合わせです。それぞれの長所を強化し、弱点を補う関係にあります。

さらに、余剰電力の有効活用という意味で、来るべきEV、PHEV時代との相性も申し分ありません(将来、V2H設備を導入するかに関わらず、蓄電池するだけで余剰電力の有効活用という恩恵は十分受けられます)。

話は大きくなりますが、個々の家庭レベルで太陽光発電/蓄電池を設置できれば、エネルギー需要の低減、平滑化が促され、国内のエネルギー供給問題、ひいては世界的な化石燃料資源問題、環境問題の解決に大きく貢献できます。

この3セットは、将来の持続可能な社会の基盤となるのは間違いありません。

太陽光、蓄電池、オール電化の組み合わせ

まとめ

卒FITの皆様で、余裕資金があるという方には蓄電池の導入をお勧めします。個々の住宅で太陽光、蓄電池を設置して、自家発電、自家消費の最大化することがエネルギー問題解決の第一歩です。

蓄電池のある生活を楽しみつつ、経済的効果にも多少は期待しながら、未来の持続可能な社会に向けて貢献しましょう!

このブログでは、他にも、太陽光発電や蓄電池の選び方/設置/運用等に関して、記事を多数掲載しています。一人のユーザとしての素朴な悩み、疑問について、正確性も意識して深堀してみたオリジナル記事です。

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