時間帯別制御のパフォーマンス|夜間電力の活用はお得?
蓄電池システムには、翌日の天気、正確には日照量を予測して、発電量が不足しそうな場合は、夜間電力を利用して蓄電する運転モードが備わっています。テスラのパワーウォールにも、しっかりこの機能が搭載されており、その実力について、実績データを踏まえて分析、考察してみます。
パワーウォールの特長 | 卒FIT向けの高い商品力
パワーウォールの一番の決め手は、性能と費用のバランスの良さです。特にテスラのファンというわけではなく、どちらかといえば日本メーカの方が好みでしたが、比較検討の結果、純粋に商品力が高く、我が家の環境にピッタリということで選びました。
パワーウォールの設置 | 我が家の例
パワーウォールは2つの機器で構成されており、本体も容量比で考えると非常にコンパクトです。他のメーカ、機種と比べると、設置工事は比較的シンプルといえます。但し、ゲートウェイは意外と大きく、分電盤のそばに取付場所を確保できるかがポイントになります。
スマホアプリの印象 | スマホは便利、アプリの使い勝手も及第点
この記事では、パワーウォールの運転管理を行うスマホアプリの使い勝手について記載します。専用モニタ画面がないことは少し寂しい感じもしましたが使ってみると特に不自由はありません。むしろ場所を選ばすいつでもどこでも使えるという意味で非常に便利です。
アプリでの運転管理 | 見やすく使いやすいです
画面表示も見やすくユーザーインターフェースの基本は押さえられています。一番肝心な情報となる蓄電池の充放電量も把握しやすいです。それに加えて、発電量、消費量についてもアプリで可視化され、すぐにデータをファイルとしてダウンロードできるのは嬉しいです。
アプリでの設定項目 | 少しわかりにくい部分もあり
この記事では、テスラパワーウォールアプリでの主要な設定項目について、我が家での設定も含めて解説しています。一部説明不足の所もあり、日本語の使い方の観点でも若干洗練する余地はあると感じましたが、十分使いこなせるレベルで及第点だと思います。
充電量、充電性能について | 運用して気が付いた点
パワーウォールは実効容量で13.5kWhという大容量が大きな魅力の1つです。充電量、充電性能に関連する部分で、実際に導入してみて気が付いた点(充電速度、変換損失、ボーナス容量?)について、記事にまとめました。